旅レレ -Viaje con Ukulele- (^^)

レトロ&エロス!札幌の『レトロスペース坂会館』は日本屈指のディープスポットだよ。

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ども、ヲータケです。眠そうな顔してますが、骨格上の問題なので許して。f:id:already0621:20170903162812j:plain

僕は昨年、日本をぐるっと旅をしてた時に、様々なローカルスポットやディープスポットを巡った経験があります。

特に、"大阪・西成区""京都・スペースネコ穴""京都・京大の吉田寮宿泊体験"など、関西周辺にはお気に入りの超ディープスポットが多数あります。

 

もう消しちゃったけど、このブログでも取り上げて、けっこう多くの人に読まれたのもイイ思い出です。

 

 

んで、札幌に着地して以来、ディープスポット欲はすっかり薄まってしまったんだけど。

先日ひょんな場所を知ってしまい、それが再燃してしまいました。

レトロスペース坂会館 

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そんなディープスポット熱が再燃したキッカケとなったのが、ここ。

"レトロスペース坂会館"というところ。

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僕は、きゃさ工房でお馴染みの"たにもっさん"に教えてもらい、ここにたどり着きました。

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ここ、おそらくご存知の札幌市民も多いはず。

画面の向こうで「ああああぁあ、ここ知ってるぅうふふふうhぅぅ!!!」と叫ぶ札幌市民読者の顔が容易に思い浮かんだり沈んだりしてます。

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そのド直球すぎるネーミングから、"ここに何があるのか"少しは想像できるんじゃないでしょうか。

 

てか、なんだろう。

看板のうさぎから、仄暗い何かを感じてならないです。闇属性のうさぎさん。

 

 

 

では、早速入ってみましょう。

 

 

まずは、小汚い正面入り口からの〜

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クッソ埃っぽいエントランス、からの〜

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亀甲縛り大集合だワイワイ

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 反りぃ

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どういうメッセージ性...

 

 

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しょっぱなから情報量が凄まじいですね。クセが強すぎる。

僕の低級脳では全く処理が追いつきません。

 

 

ただでさボキャ貧なのに、"すげぇ..."以外の言葉が出ない....

 

 

 

 

しかし、ディープスポット欲は増すばかり。

ツッコミたい気持ちを抑え、前に進みます。

 

 

 

 

奥に行くとコケシとジャパニーズドールたち。

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 レトロな雑貨。レトロってかガチの時代物。

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海外の方にウケそうな和テイストなおちょこ。 

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違う部屋には、戦前に実際に使われていたであろう、貴重なモノたちがギュウギュウ詰め。

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昭和初期の新聞。マニアは垂涎なんだろうなぁ。

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マルクス

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秘密の花園

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楽園。

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ガチレトロ空間。

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使いかけのエメロン徳永英明風)

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ちなみに、この建物は二階もあります。

 

階段を上がり、看板に従って奥へ誘われると、

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余生を持て余した人生の諸センパイたちが屯ろしており、

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なぜか尺八を吹かされるハメに。

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人生なにが起こるかわかりません。

 

初めて踏み込んだ場所で、初めて会うオッサンに、

「尺八を吹いたことあるか?吹かないのか?吹いてみろよナァ〜!」

と、説教を食らうなんて。

 

もちろん、尺八は鳴りませんでした。尺八された経験はたくさんありますが、本物の尺八を触るのは初めてなので無理もありません。

「お前は尺八も吹けんのか!」とセンパイにしっかりとディスられたので、二階をそそくさと降ります。

 

背景 

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一階へ戻ってウロウロしていると、一人のご老人がフッと現れました

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もしかして、館長さんですか?

 

 

うん

 

 

 

やはり館長さんでした。

 

 

この建物ってどんな経緯で始まったんですか??

 

 

ここはもともと『坂ビスケット』というビスケットの加工工場でな。ビスケットを売っとるんだ。

 

 

え?

 

 

ほいでな、ここの先代の社長が趣味でついでに始めたのが、このレトロスペース坂会館なんだわ。

 

 

あ、そうなんですねぇ〜

 

 

すかさずスマホの録音ボタンを押したんですが、文字起こしさえできないくらい声が小さい館長。

 
頑張ってかいつまんだ情報をザックリまとめると、
  • もともとはビスケットを製造・販売する坂栄養食品株式会社、通称「坂ビスケット工場」の管理人が趣味で始めた。
  • 戦前のコレクションを趣味で展示してたら、いろんな人の縁でモノが集まったり、または盗られたりして、今のような状態に至る。
  • この場所で結婚式とかもやってたらしい。"近所の人が集まる憩いの場"的な。

 

つまり、

 

 

"歴史的価値の大きさ"を建前にした、ただただスケベな趣味やないか〜〜〜い

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
やっとツッコむことができました。すっきり。
 
 
 
 
しかし、"歴史的に価値ある"という点は間違いなさそうですね。
WW2前の時代物、特に当時の"庶民生活"もとい"庶民性活"がわかるモノがこれだけ置いてあるって、全国的にも珍しいですよね。たぶん。
鹿児島の"軍国酒場"もかなりディープな昭和臭溢れる場所でしたが、こちらも負けてないなあー。濃い。濃すぎ。
 
 

ローカルフード・A字フライ

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坂ビスケット工場というくらいなので、隣接している商店ではビスケットが販売されてます。

そしてこれが、札幌市民が昔から愛してやまない"A字フライビスケット"

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ズラ〜っと。

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パッケージの"昔ながら"みがハンパない。

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嬉しいことにビスケット全種を試食できちゃいます!ひゃっほう!

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"A字フライ"には悪いけど、このラインサンドが一番好き。

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しっかりお土産を買ったところで、ここは退散。

いわゆる"大して美味しくはないんけど、なんとなく、めっちゃ食べちゃう"のがこの手のお菓子の魅力ですよね。

サッポロに寄った際は、ぜひご賞味あれ。

 

守りたい、その下心

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なんだろう。

こうやって、このレトロスペースの情報を発信しようとブログを書いてますが、

やっぱり、"実際にこの場に足を踏み入れないと体感できない何か"がここにはあります。

言葉では捉えられない、ドロドロとエッティな何かが....

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余談ですが、現在このレトロスペースは、

管理者側と所有者側とが「このスペースを、潰す VS 守る」

の対立構造をつくっているそうです。

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なにやら大きな事情があるそうですが....

 

 

こんなユニークな場所を潰すなんてもったいなくないですか。僕は純粋にそう思います。

下心とかそんなもの関係なしに。

 

 

エジプトの古書物とかに「今日は誰々がピラミッド建設の仕事サボった」

みたいなことが記されてるという話を聞いたことがあります。

エジプトのツタンカーメンの仮面なんかよりも面白くないですか、それ。

 

高貴な人の身の上話よりも、昔の庶民の生活を覗いた方が楽しいんですよね。

シモの話とか、おバカな話とか。

僕も一庶民なので、そういう昔のゲスな大衆文化につい共鳴してしまいます。

 

 

というわけで、このスペースを守るために、一個人として署名しました。

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守りたい、あのたくさんの乳と下心を。

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レトロなのに新鮮さを覚える瞬間が多いこの空間、日本を旅していた頃を強く思い出しました。

 

あー、また旅に出たくなるぅう。

 

サッポロきてから、のんびりブログ更新してたけど旅してた頃みたいにゴリゴリと書きたくなってきたなあ。

 

 

 

ちなみに、カメラマンの童貞くん(こちらを参照)も終始にこやかでした。

よかったな童貞。

 

 

サッポロに移住して8ヶ月。

この街にはまだまだディープでローカルなところがありそうです。

 

 

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